本日で、令和2年度の1学期が終了しました。
本日行った終業式は、コンピュータ室からのライブ配信で行いました。
校長講話は、文字や写真を提示しながら話をしました。今年度は、リモートで集会活動を行い、全体で集まることはできませんでしたが、文字や写真などを活用して視覚的な配慮をしながら話ができるというのは、リモートの利点でもあると思います。
また、式の中では校歌を「斉唱」(声をそろえて一斉に歌う)することがこれまでの通例ですが、今回は生徒会執行部の生徒が事前に撮影した映像を静かに聴く、「校歌静聴」で行いました。
生徒の中には、心の中で一緒に歌ってくれた人もいたのではないかと思います。
さらに、終業式の後で、「部活動引継ぎ会」を行いました。郡大会やコンクールなど3年生にとって締めくくりとなる活動がなくなってしまったことを受けて、引退する3年生の思いや、それを引き継ぐ1・2年生の思いを伝える会として行いました。
会の始めに、コンクールの開催がなくなった吹奏楽部による演奏を見てもらいました。全員で集まって演奏することは難しいため、事前にパート毎に撮影した映像を合わせて合奏の映像にしたものを視聴しました。それぞれの生徒の思いがしっかりと音に乗った、とてもよい演奏でした。
その後で、3年生の部長代表が、引退する3年生全員の思いも合わせて、話をしてくれました。
大会がなくなった悔しさはもちろんですが、それにくさることなく、後輩に思いを託す気持ちをつたえてくれました。また、これまで指導し、支えてくれた方々への感謝の思いなども表れ、とてもよい発表をしてくれました。それを受けて、1・2年生代表の生徒が、先輩方への感謝の思いを堂々と伝えてくれました。
生徒一人一人が先輩・後輩に向けて思いを綴った「メッセージカード」を交換し、引継ぎ会を終えました。生徒会執行部の生徒が、計画から当日の準備、運営に至るまで、自分たちで考えながら作り上げてくれたこの会は、とてもすばらしいものになったと思います。みなさん、本当にお疲れ様でした。